土地・物件の探し方
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古民家Howto
2022.11.10(木)
一般的に不動産の売買は、売りたい人が不動産屋に売却を依頼し、不動産屋が不動産市場の情報ネットワークにその物件を登録、買いたい人が不動産屋を通じて購入するという流れです。
しかし、古民家の場合はそのネットワークに登録されないケースがほとんどです。
中古の木造住宅の場合、築30年以上経過すると建物の価値はゼロとなり、土地だけの査定となります。さらに建物の解体が必要となるため、その費用も引かれ売却価格が下がります。
過疎地域にある古民家に当てはめてみると、例えば築150年、約600㎡(約200坪)であれば、建物価格0円、土地価格2,000円×600㎡=120万円となり、解体費用が200万円かかるとすれば、120万円-200万円=-80万円と、売却価格が大きなマイナスとなってしまいます。ですから、古民家の持ち主は空き家であっても売却することが難しいのです。
また、農地が含まれている場合は、農地法という法律により農業をしない限りは購入することができません。
ですから私たちは、古民家として価値のある空き家、リノベーションして再生できそうな空き家をその地域の村役場など自治体から情報をもらいながら、自らの足で一軒一軒探します。
空き家の持ち主が不明な場合は、登記情報を調べ、連絡を取り、売却の意思を確認します。税金や相続のことから、お墓や、置きっ放しの仏壇や家財のことなど、持ち主のさまざまなお悩みを解決させていただき、私たちの案内物件とさせていただきます。
また、都会からの移動時間、買い物など周辺の利便性、車が入れるかどうか道路の状況、景色など、快適な二拠点生活に適しているロケーションかどうかも見極めます。
もちろん、地域の方々との信頼関係づくりも進めていきます。
古民家を売りたい方と、憧れの田舎暮らしをしたい方、どちらも幸せになるようマッチングさせていただくのが、私たちの物件探しの特長です。
また最近では、バブル期に開拓された別荘地の土地案件もあります。別荘を建てようと購入されたものの、バブル崩壊後ほったらかしとなった200〜300坪の土地です。
安い価格で土地を購入し、ログハウスや平屋のリビングメイン住宅、男の隠れ家風の建物など、新築の別荘で思い描く理想の田舎拠点をつくってみてはいかがでしょうか。手に入れた夢の物件の、価値が下がらないご提案もさせて頂きます。ご案内させていただきますので、ぜひ、お問い合わせください。
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古民家Howto
2025.12.05
奥大和に佇む築300年の古民家をリノベーションした宿『やたきや』を訪れました
こんにちは!総務部の吉田です。11月22日、奈良県宇陀にある築300年の古民家宿『やたきや』を訪れてきました。 庄屋さんのおうちだったという歴史ある建物をリノベーションした宿で、古民家の新しい活用法を学ぶための勉強も兼ねています。宇陀は薬草のまちとして知られています。『薬湯づくり体験』をしました。地元で育った薬草を選び、香りや効能を楽しみながら自分だけの薬湯を作ることができます。 館内には、今ではもう作られていない大正硝子が使われていて、古民家ならではの風情を感じました。 夕食は、地元の旬の無農薬野菜と季節の素材を使った創作イタリアン。 薬草を取り入れた料理や、一皿ごとに工夫が凝らされていて、心も体もほっとするような味わいでした。とても美味しかったです。蔵を改装したお部屋もありました。 信楽焼のお風呂で自分が作った薬湯に浸かり、日ごろの疲れを癒すことができました。 奈良県産のほうじ茶と黒豆の「茶粥」と薬草・大和当帰を使った「大和当帰汁」 ほっこり温まる朝食。 おかわりしました。 リノベーションの魅力を体感しながら、古民家の活用について考える良い機会となり、静かな自然に包まれた環境でリフレッシュの時間を過ごすことができました。
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古民家Howto
2025.12.03
11/22(土)第39回イベントを無事終了しました!
こんにちは!総務部の吉田です。11月22日に開催された第39回「Yoshitake村御杖 内覧会&古民家物件探索ツアー」は、秋晴れの空の下無事終了いたしました。今回は、3組4名の方にご参加いただきました。モデルルームの内覧では、施工前・施工中の写真を見ながら工事の工夫や苦労を紹介。サウナや露天風呂、BBQスペースなどのこだわりの設備もご覧いただきました。 続いて古民家セミナー「古民家の可能性」を実施。その後の探索ツアーでは、紅葉に彩られた山道を車で巡りながら、弊社管理の物件を代表が説明しながらご案内させていただきました。 「実際に物件を見ながらチェックポイントを教えてもらえ、楽しく学びが多い時間でした!」とのお声をいただきました。 ツアー終了後は温かいお茶を囲み、座談会。セミナーやツアーを通じて感じたこと、古民家や田舎暮らしに対する想いを語り合いました。「移住先でも現在の仕事を続けることを視野に入れ自分たちが思い描いていることを実現したい!」「奥大和が大好きで奈良に住みたい!」など、さまざまな声を伺うことができ、私たちも大変励みになりました。皆さまの思い描かれる田舎暮らしが、一日も早く実現されることを願っております。次回は、来年1月以降の開催を予定しております。古民家や田舎暮らしに関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。定員に達した場合は、募集を締め切らせていただく事がありますので、告知開始後はお早めにご予約してくださいね。皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。
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田舎遊び
2025.10.08
10月4日開催 第3回産官学セミナー☆
営業部の山本です!ついに…たくさんの会議を経て開催されました!【御杖村を知ろう!産官学連携 移住 空き家活用セミナー】当日はあいにくのお天気で朝から雨☔ 4日は1日雨でしたが、たくさんの方にご参加いただきました☺道の駅で参加者の皆様と待ち合わせて振興課の片岡さんの案内で古民家見学ツアーに出発🚙 吉田社長の説明に皆様は真剣な表情で聞きいってくださってました。3件の見学を終えて、Yoshitake村へ皆様で移動🚙道の駅伊勢本街道御杖さんで作っていただいたお弁当をいただきました。そしてお昼ご飯後についにトークイベント開始★御杖村役場の方から御杖村のご紹介学生による空き家問題解決に向けた発表大谷先生による移住経験者を招いたトークライブそして楽しい楽しいボンゴ大会!今回のビンゴ1等の景品はお米5㎏に御杖村野菜詰め合わせ・コーヒー・おだしパック豪華な景品でした(/・ω・)/羨ましい 今回ご参加いただいた皆様トークイベントのゲストの皆様大谷先生御杖村役場&奈良大学の皆様近畿大学工業高専学校の立神教授・学生の皆様御杖村の皆様ご協力いただき誠にありがとうございました☺次回の開催も皆様どうぞよろしくお願いします。
